ぶどうの仕上げの時期に現れる。

パカっとさんとボヤッとさん。

 

「パカッっとさん」とは、先端がパカっと割れてしまう粒。

ぶどうは太るにつれて割れやすい品種がある。

根からだけでなく、空気中の水分が多いことでも裂果する。

着色する仕上げの時期に長雨が重なると、過湿でパカパカ割れてしまうのだ。

 

そして、「ボヤッとさん」

粒がボヤボヤ？ブヨブヨ？して、全く味がのらない粒。

若干緑の色が強くて、指でつまむとブヨブヨしている。

食べたら速攻でわかる。

よ〜く見ないと正常粒と見分けがつかないのが難点。

でもこの粒が混ざってしまうのは怖いので、１房１房見回していく。

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この粒たちに今年は特に悩まされている。

品種毎に出る問題が違う。

粒を退けるとポッカリあく大きな穴。

房の形が崩れていくので、一体何房生き残るのだろうと気が気でない。

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とにかく早く梅雨が早く空けてくれることを祈りつつ、粒を退け続けるしかないかな。